生産性が上がる 指示・伝達で意識すべきVAKモデル

2022年2月1日火曜日

コミュニケーション スキル

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あなたは、部下や外部の人に対して、『どう伝えれば、動いてくれるのだろうか?』『同じことを伝えているが、Aさんに伝わるが、Bさんにはうまく伝わらない・・・』と悩んでいませんか?

実は、この記事で紹介する『VAKモデル』を意識して、相手のタイプにあった指示・伝達をすることで、誰でも簡単に指示・伝達がうまくなるきっかけを掴むことができます。

なぜなら、私自身も実際に実践してみたところ、以前に比べると指示・伝達の内容が相手に理解してもらえるようになり、うまくいかなかった場合、その原因把握が円滑にできるので、リカバー対応がしやすくなりました。

この記事では、VAKモデルとそれぞれのタイプに合わせた指示の出し方についてご紹介します。

記事を読み終えると、部下への指示伝達についてのモヤモヤがなくなり、相手にあった指示・伝達のスキル向上に向けて、試行錯誤を実践できるようになります。


目 次


VAKモデルとは?

NLP<Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)>という心理学があり、その中でVAKモデルは、人の五感を通しての感じ方を、3つに分類したものとして定義されています。

V(Visual  :視覚優位型)  :視覚
A(Auditory:聴覚優位型)  :聴覚
K(Kinestic :身体感覚優位型):触覚、味覚、嗅覚


どの感覚を強く感じるかは、人によって優位性が異なります。

コミュニケーションにおいて、相手がどの感覚に優位性があるのかを見極め
その優位性を踏まえて、指示・伝達をすることで、相手とのやりとりが円滑に
進むようになっていきます。


VAKモデルに基づく指示・伝達

V(視覚優位型)

V(視覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
ビジュアルを用いた指示・伝達を心掛けることです。

なぜなら、「V(視覚優位型)」の人のコミュニケーションには

・身振り手振りをしながら話す
・早口で話の展開が早い
・主語が抜けてしまう
・「話が見えない」「明るい兆し」などの視覚に関する言葉を用いることが多い

といった特徴があるからです。

実際のやり方としては

・手書きの図表や絵を見せて説明する
・画像、動画を用いて、ビジュアルで示す
・実際にやって見せる

といった方法が効果的です。

A(聴覚優位型)

A(聴覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
相手の耳に残りやすい指示・伝達を心掛けることです。

なぜなら、「A(聴覚優位型)」の人のコミュニケーションには

・論理的で手順を大事にする
・物事を分析するのが得意
・理屈の通った話が好き
・腕を組む、手を耳のあたりや口元に持っていくことが多い
・「理解する」「前代未聞」と言った聴覚に関する言葉を用いることが多い

といった特徴があるからです。

実際のやり方としては

・口頭で指示を出す
・文書、メールだけではなく、口頭で補足する
・動画による音声を活用する

といった方法が効果的です。

K(身体感覚優位型)

K(身体感覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
相手の体に覚えこませるような指示・伝達を心掛けることです。

なぜなら、「K(身体感覚優位型)」の人のコミュニケーションには

・ゆっくりとした話し方が特徴
・感情表現や感覚的なモノの捉え方が得意
・身体の感覚を確かめるように身体に触れながら話をする
・なかなか言葉が出てこないようなことがある
・「ガッチリ掴む」「~な感じ」など感覚に根差した表現を用いることが多い

といった特徴があるからです。

実際のやり方としては

・指示内容を実際にやらせてみる
・指示のみならず、実際に一緒にやるところまで付き合う

といった方法が効果的です。

まとめ

・VAKモデルとは?

VAKモデルは、人の五感を通しての感じ方を、3つに分類したものです。

V(Visual  :視覚優位型)  :視覚
A(Auditory:聴覚優位型)  :聴覚
K(Kinestic :身体感覚優位型):触覚、味覚、嗅覚


どの感覚を強く感じるかは、人によって優位性が異なります。

コミュニケーションにおいて、相手がどの感覚に優位性があるのかを見極め
その優位性を踏まえて、指示・伝達をすることで、相手とのやりとりが円滑に
進むようになっていきます。

・VAKモデルに基づく指示伝達

V(視覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
ビジュアルを用いた指示・伝達を心掛けることです。

実際のやり方としては

・手書きの図表や絵を見せて説明する
・画像、動画を用いて、ビジュアルで示す
・実際にやって見せる

といった方法が効果的です。

A(聴覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
相手の耳に残りやすい指示・伝達を心掛けることです。

実際のやり方としては

・口頭で指示を出す
・文書、メールだけではなく、口頭で補足する
・動画による音声を活用する

といった方法が効果的です。

K(身体感覚優位型)の人への指示・伝達において、大切なのは、
相手の体に覚えこませるような指示・伝達を心掛けることです。

実際のやり方としては

・指示内容を実際にやらせてみる
・指示のみならず、実際に一緒にやるところまで付き合う

といった方法が効果的です。

元帥海軍大将の山本 五十六の言葉からも
指示・伝達には、VAKを意識することが大切であることがいえます。

して見せて
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ

相手にあった指示・伝達のスキル向上に向けて、試行錯誤を実践できるよう
日々の指示・伝達にあたり、VAKモデルを意識してみることをお勧めします。

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