今日は10月20日 水曜日 おだやかな天気ですね 昨日は西武の松坂 大輔選手が引退登板でした。
かつての剛腕でならした面影はなかったものの、最後までやりきったという表情がとても印象的で、自分自身も仕事から引退する時は、最後までやりきったという感情を味わえるといいなと感じた次第です。
それでは、今日の本題です。あなたはこんなことを感じたことはありませんか?
・売上拡大すべく顧客数を増やしたいが、サービス品質が下がってしまうのでは・・・
・製品単価を上げたいが、性質上、なかなか上げることができない・・・
今日は、こういった悩みへの対処のヒントを、書籍に基づいてお話できればと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
ヤマグチは東京都町田市の町の電器屋さんで、2015年には20年連続で黒字、粗利益率40%を達成されています。その要因は「価格ではなく、顧客サービスを徹底する」方針を掲げて、その方針のもとに様々なことを実施されているからだそうです。
1.家電の設置や修理・不具合の点検などサービスを徹底し、地元密着型で一人ひとりのお客さんを大切にする。
・訪問エリアを車で1時間以内に駆けつけられる町田市と相模原市の一部に限定
・何かあったときにはすぐに駆けつけ、普段から信頼関係を構築しておく
2.店の規模や数を絶対に拡張しない
・個々のお客さんに対するきめ細かいサービスを実現する
・既存のお客さんのために徹底的にサービスの向上に努めたほうがよい
この方針を掲げているのは、
・価格で大手に競り勝つことは難しい
・店舗を拡大した結果、店員の接客レベルにばらつきが出て、お客様が不満を抱えた
・安売りしたことで一時期2億円もの負債を抱えてしまった
といったことからだそうです。
接客サービスを展開する業態においては、今後の展開の仕方にもよると思いますが、このヤマグチさんの失敗に陥る可能性があるので、頭の片隅に意識しておくことが大事ではと個人的には感じました。
ここでのポイントは、「現実を直視」して、「真摯に課題と向き合う」ことで、ヤマグチさんの場合、その結果が好業績に結びついたと考えられます。
・価格で大手に競り勝てないのであれば、どこなら勝てるのか?
・同じ失敗をしないようにするにはどうすればいいのか?
値引きせずに、20年連続黒字でいられる秘密は、まさしくこの点にあると考えます。
「現実を直視」して、真摯に課題と向き合うことですが、実際に行動に移すところまで落とし込むには、勇気が必要なことです。
なぜなら、「何をどうすればいいのか??」がわからないのと、仮に「これをやってみよう」となった際に、「これでうまくいくのか??」 確信が持てないからです。
確信を持つためには、以下の3つが大事です。
・現状把握を徹底的に行ったうえで、必要な対策を考える。
・まずは、小さく始めてみて、そこで一定の実績が得られたら水平展開。
・万が一、うまくいかなかった際のリスク対策を考えておく。
当事務所では、「現実を直視」して、真摯に課題と向き合う経営者さまをコーチング コンサルティングでサポートさせていただいています。初回相談は無料ですので、もしご興味ある方は概要欄のリンクからお申し込みくださいませ。
ということで、今日の動画は以上となります。皆さんの日常を変えるヒントになったのであれば、チャンネル登録いただけると嬉しく思います。
今日も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではまた~