HRディレクションチャンネル ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流
今日は10月11日 月曜日 気持ちのいい天気ですね。
昨日は今日のテーマとも繋がるかもしれませんが、水曜日のダウンタウンという番組でやっていた、おぼん・こぼん師匠の仲直りまでの密着の録画を見ました。
ほんのちょっとしたことから、仲違いしてしまい、お互いに意固地が故に、長い間に渡り、仲直りすることができなかったものの、最終的には「漫才が好き」ということで、仲直りできたわけですが、お二人のご家族、そして番組はじめいろんな人の「おぼん・こぼんの漫才が見たい」という想いをベースとした支えがあってこそのことだと感じました。
それでは、今日の本題です。書籍によると、仲間とは、「永続性が期待されている集まり」であり、「夢の共有は、仲間であるための絶対条件」とありました。
そして、社会の課題が「どのような仲間と、どのような夢を達成するのか?」へと変化しているそうです。そうした変化をうけて、オンラインサロン、異業種交流会などをはじめとした、様々なコミュニティが立ち上がっていて、そこにお金を投じて、参加するといったことが増えてきていると感じます。コロナ禍で人との出会いが限られてしまったことも拍車をかけている1つの要因だと思います。
このように、会社以外の場所に自分のお金を投じてまで、仲間を求めるのは、なぜでしょうか?
・会社では、何か1つの目標に向かって、一緒になって頑張っているという仲間意識が芽生えない。
・会社の掲げる目標に向かって頑張ろうとしたものの、現実との大きなギャップを感じる。
・会社は、お金を稼ぐ場と割り切っていて、やりたいことは別の場所でと考える人が増えてきている。
からではと考えます。
つまり、
・オンラインサロン、異業種交流会などのコミュニティは、自己実現の場
・会社はお金を稼ぐ場所
という棲み分けが進んでいるものと思います。
さらに、働く人にとって会社は「自分の夢を実現する場所」ではなく、「お金を稼ぐ場所」と認知されていることから、求人でも労働時間、休日、休暇などの処遇面が重視されていて、その結果、採用後のアンマッチといった問題にも繋がると考えられます。
「自分の夢を実現する場所」と「お金を稼ぐ場所」が分散化してきているわけですが、この分散化している状況がいいかというと、少子高齢化社会において、情熱を注ぐエネルギーが分散化してしまい、全体としてのアウトプットのレベルが下がってしまうという観点で考えるといい傾向ではなく、むしろ、今後は「両方ともが実現できる場所」を作っていく必要性があると考えます。
会社を「夢を実現する場所」「お金を稼ぐ場所」両方共を実現する場所にするためには、夢の共有、つまり企業理念の共有が必要となります。
冒頭のおぼん・こぼん師匠の話で言えば、「漫才をやり続けたい」という想いが該当すると思います。そして、その想いが「二人の漫才を見たい」という各々の想いに繋がり、仲直りへと周囲の人たちが動くということに繋がったのだと思います。
今日のテーマは、「ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流」でした。
皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。