能力を引き出すなら体得すべき 褒めると叱る ロサダの法則 

2022年1月25日火曜日

コミュニケーション 人材育成

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チームのマネジメントをしているあなたは、『部下に動いてもらうには??。部下の能力を最大限に引き出すには何をすればいいのか??』と悩んでいませんか?

実は、この記事で紹介する『ロサダの法則』を意識したコミュニケーションを試行錯誤することで、相手との関係性が向上、仕事が進み、メンバーがイキイキし出します。

なぜなら、「人を動かす」という有名な書籍の著者であるデール・カーネギーも、

「人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。この事実を、決して忘れてはならない。深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごすーーこれが、友をつくり、人を動かす秘訣である」

と主張しているからです。

この記事では、ロサダの法則とその効果についてご紹介します。

記事を読み終えると、相手との関係性が向上、仕事が進み、メンバーがイキイキし出すために、あなたが取り組んでいくべきことが明確になっていきます。


目 次


ロサダの法則とは?

アメリカの心理学者、マーシャル・ロサダが、国内のマネジメントチームを対象に、コミュニケーションの中で使用された言葉がポジティブ・ネガティブのどちらに当てはまるかを記録・分析

その結果、高いパフォーマンスを発揮するチームでは、ポジティブ・ネガティブの比はおよそ6:1ということが判明したそうです。

そこからさらに、平均的な水準で人間が高いパフォーマンスを発揮するのは

ポジティブな感情:ネガティブな感情 =3:1

の状態であるという結論を導き出しました。この比率のことをロサダの法則といいます。

ただ、その後の研究などにより、6:1 9:1 など、いろんな説があるそうですが、ポジティブの比率が高いです。

人間のコミュニケーションの中での「褒める」と「叱る」はポジティブな感情とネガティブな感情に直結していることから、部下とのコミュニケーションにおいて、「褒める」と「叱る」の割合を意識することが重要ということが言えます。


ロサダの法則の効果

人が育つ

人を育て、成長支援していくのであれば、褒めると叱るのバランスを意識して、部下とのコミュニケーションをとっていくべきです。

なぜなら、部下の主体性が生まれやすくなることが期待できるからです。

メンバー1人1人が主体性を持って仕事をすることで、生産性があがり、成果が出ることに繋がります。そして、そのことを適切に評価・処遇していくことで、さらなるモチベーションアップにも繋がっていきます。

宅急便で有名なヤマトグループのグループ企業理念には

ヤマトグループは、一人ひとりの社員が責任感を持って自ら考え行動する全員経営を会社の基本とする(一部抜粋)

と定められています 。そして、社員一人ひとりの創意や工夫、努力の結集がヤマトグループの企業としての価値を生み出していることが、「ヤマトは我なり」という社訓にこめられた基本精神の源にあるそうです。

メンバー1人1人が主体性を持って仕事をすることの重要性がこういったところからも垣間見えると思います。

仕事が進む

チームの業務を円滑に推進していきたいのであれば、大切なのは、怒ることで人が動く、変わるという考えのもと「怒らない」ことです。

なぜなら、人は、「なぜ、怒られているか?」を理解できないと、怒られている事実だけを恨みに思うからです。

人の記憶は「出来事」+「感情」で構成されています。

「なぜ?それをしなければいけないのか?」「なぜ? そうなっているのか?」を伝えることで、恨みに思う感情をなくし、「なるほど、そういうことか!」という新たな気づきを得られたという喜びの感情に変えられます。

従って、相手に「なぜ、怒られているか?」を理解してもらうことは、とても大事です。

実際に、私自身も会社員時代に、若手社員から「先輩社員の指示や指摘については、ありがたく思うが、ただ、なぜ、そうしなければいけないのか?など理由に関して説明がなく、聞いても教えてもらえない・・・」といった愚痴を聞く機会がよくありました。

若手社員としては、本能的に怒ることを回避すべく、「なぜ、?」を教えてもらうことで、理解し、次の行動に繋げていきたいという気持ちの表れだと思います。


メンバーがイキイキする

あなたのチームが笑顔に溢れ、雰囲気をよくしていきたいのであれば、褒めると叱るのバランスを意識して、部下とのコミュニケーションをとっていくべきです。

なぜなら、笑顔に溢れ、雰囲気がいいチームだと、生産性が上がり、成果も高くなっていくことが期待できるからです。

逆に、対照的に笑顔がなく、雰囲気が悪くなっている場合、思うように成果が出ず、その結果、日常のコミュニケーションも褒めると叱るのバランスが崩れて、叱るの比率が高くなっていることが多いです。

昨年、プロ野球では、前年最下位だったオリックス ヤクルトが共に優勝しましたが、優勝争いに関わってくると、チームの一人一人が笑顔に溢れ、雰囲気がよくなってきて、そのことが優勝という結果にも繋がったのだと思います。

チームの一人一人が笑顔に溢れ、雰囲気がよくなってきた要因の1つとして、監督、コーチが褒めるだけではなく、必要な時は叱るといった、コミュニケーションの状態も良かったことも考えられます。

まとめ

・ロサダの法則とは?

平均的な水準で人間が高いパフォーマンスを発揮するのは

ポジティブな感情:ネガティブな感情 =3:1

の状態であり、この比率のことをロサダの法則といいます。

人間のコミュニケーションの中での「褒める」と「叱る」はポジティブな感情とネガティブな感情に直結していることから、部下とのコミュニケーションにおいて、「褒める」と「叱る」の割合を意識することが重要ということが言えます。

・ロサダの法則の効果

ロサダの法則を意識して、褒めると叱るのバランスを意識してコミュニケーションを取ることで、「人が育つ」、「仕事が進む」、「メンバーがイキイキする」といった効果があります。

日常のコミュニケーションにおいて意識して実践することで、相手ごとに褒めると叱るの理想的な割合がわかってきます。

そして、その結果、相手との関係性が向上していくことをきっかけに、『部下に動いてもらうには?? 部下の能力を最大限に引き出すには何をすればいいのか??』という悩みを解消することができます。


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