影響力を高めたいなら意識すべき一貫性の法則

2022年1月11日火曜日

コミュニケーション

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部下、上司、お客様、ビジネスパートナーとのやりとりで、『いかに相手を説得し、動いてもらえばいいんだろうか??』と悩んでいませんか?

実は、この記事で紹介する『一貫性の法則』を意識することで、誰でも、部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めることができます。

なぜなら、「どんな人に人間的信頼を感じるか?」という問いに対する回答として、多くの人が共通して言っている内容だからです。

この記事では、人間的信頼を得るために、必要な一貫性の法則についてご紹介します。

記事を読み終えると、人の心理についての法則を理解することによって、周囲の人から人間的信頼を得ることができるので、部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めることができます。


目 次


一貫性の法則とは?

人には、自身の行動、発言、態度、信念などを一貫したものにしたいという心理があり、これを「一貫性の原理」と呼びます。

部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めたいのであれば、この心理を理解して、活かすことです。

この一貫性の原理は、「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」という顧客に対して小さな要求を行い、それが受け入れられてから大きな要求を行うという手法や、「ローボール・テクニック」という悪い条件を隠しておき、顧客が購入を決定した後で条件を出すという手法など、ビジネス・マーケティングで、用いられており、部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めていくことにも応用できるからです。

人は、自身の行動、発言、態度、信念などを一貫したものにできると、思考と言動が一致している人、いかなる状況でも態度が変わらない人ということで、他者から高い評価を受けたり、信頼を獲得できることから、影響力を高めることに繋がります。

例えば、日常生活の中でも、同じことをAさんとBさんから聴いた場合、Aさんだと理解できるが、Bさんだと理解できないということを感じたことがあると思います。

その原因は、Aさんは聴いた内容を実践して、結果を出しているので、発言と行動が合致していそうだが、Bさんは聴いた内容を実践しているが、結果が出てないのでは・・・ということで、Bさんの発言と行動が合致していなさそうということも1つの原因として考えられます。

3つの一貫性とは?

発言と行動の一貫性

部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めたいのであれば、発言と行動に一貫性があることが大事です。

なぜなら、発言と行動に一貫性がないと、「いいことを言っているが、約束を守ってくれなさそう・・・」となり、信頼されないからです。

「約束を守ってくれない・・・」と感じた人に対して、すぐに「仕事をお願いしよう」とならないと思います。なぜなら、「約束を守る」ことは、信頼の基盤だからです。

例えば、洗濯機を家電量販店のA社とB社に買いにいったとして、商品サービスの品質、価格には差がないとした場合、A社は対応してくれた人がお客様だけでなく、他の社員にも誠実に接していて約束を守ってくれそうな人、B社はお客様には誠実に接してくれているが、他の社員への態度が横柄な人 この場合、あなたならどちらから商品サービスを購入するでしょうか? おそらく誠実で約束を守ってくれそうな人、つまりA社から購入すると思います。

態度の一貫性

部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めたいのであれば、大切なのは態度に一貫性があることです。

なぜなら、誰に対しても分け隔てなく接する態度から、その人の本性が誠実かつ信頼できるものであることが、体感できるからです。

実際に、誰に対しても分け隔てなく接する人というのは、周囲からの協力も得られやすいです。

例えば、中間管理職の上司である課長が、自分の上司である部長に対する態度と、部下である自分への態度が、大きく異なり、態度の一貫性が感じられない場合、部下であるあなたは上司である課長に協力をしようという気持ちになるでしょうか? おそらくそういった気持ちにはなりにくいと思いますが、逆に態度の一貫性が感じられると協力しようという気持ちになりやすいと思います。

平常時と窮地の一貫性

部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めたいのであれば、大切なのは平常時と窮地の一貫性です。

なぜなら、窮地における態度次第で、人の信頼は途端に失われるからであり、窮地の時にこその人の本性が表れる極めて重要な局面だからです。

実際に、窮地においても相手の立場で物事を考えることができ、冷静な対応が出来ると大きな信頼を得られます。

例えば、普段は偉そうにしている上司が、地震などの非常事態が起きた際に陣頭指揮をとって避難誘導などの対応をせず、取り乱して何もできない・・・といったことから、部下の信頼が下がっていくといったことです。


まとめ

・発言と行動の一貫性

発言と行動に一貫性があることが大事です。なぜなら、発言と行動に一貫性がないと、「いいことを言っているが、約束を守ってくれなさそう・・・」となり、信頼されないからです。

・態度の一貫性

大切なのは態度に一貫性があることです。なぜなら、誰に対しても分け隔てなく接する態度から、その人の本性が誠実かつ信頼できるものであることが、体感できるからです。

・平常時と窮地の一貫性

大切なのは平常時と窮地の一貫性です。なぜなら、窮地における態度次第で、人の信頼は途端に失われるからであり、窮地の時にこその人の本性が表れる極めて重要な局面だからです。


日常のコミュニケーションにおいて、この一貫性の法則を意識して、行動することができれば、少しずつ部下、上司、お客様、ビジネスパートナーへの影響力を高めていくことができます。


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