一流の人が考える組織とは?

2021年12月22日水曜日

組織

t f B! P L

 


おはようございます。吉田 健と申します。
いつも動画をご覧になっていただき、ありがとうございます。


このチャンネルでは、組織・ヒトの変化・成長を通して、理念を実現、社会に貢献し続けていくために必要な知識、知恵を分かち合いさせていただいています。


今日のテーマは、「一流の人が考える組織とは?」というテーマです。


組織・チームがどうあるべきか?? 成果を出している一流の人たちが、どう考えているのか?を踏まえて、方向性を見出していくヒントとしてお役に立てれば、嬉しく思います。


今日の結論です。

1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社

2.公私混同が組織を強くする

3.気を満ち溢れさせる四条件

  ・スピードあるキビキビとした動き

  ・明るく大きな声

  ・隙を見せない緊張感

  ・貪欲さ


サムネイルの書籍の内容をもとに、ひとつずつ解説していきたいと思います。


1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社

柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長の考えです。

会社を構成するそれぞれの人が、自分の立ち位置にとらわれすぎると、ごく限られた範囲内でしか物事が見えず、失敗する。

「自分は給料を貰っている立場ではなく、自分が会社を食わせている。」このような意識を持たねばならない ということだそうです。

このような意識を持たせるには、入社後の教育だと限りがあるかもしれないので、採用段階で「このような意識を持っているか?」もしくは「その下地があるか?」を見極めていく必要があると考えます。


2.公私混同が組織を強くする

故 平尾誠二 神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャーの考えです。

いいチームというのは、一軍から控えの層まで、非常に意識が高く、「自分はチームのために何ができるか?」を常に考えているそうです。

その原点になるのが「自発性」ですが、この自発性は命令では高めることができず、自らの中から持ち上がってくる力であり、この自発性をうまく引き出すことが、チームの指導者には求められるとのことでした。

「チーム全員の意識が高い」ことは、先ほどの「末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社」と共通する部分があると思いますが、この自発性を引き出すには、どうすればいいでしょうか? 

・チーム全体として目指していること

・そのために、チームとしてやらなければいけないこと

・自分の能力が最大限に活かせる役割は何か?

といった、「自分はチームのために何ができるか?」ということを常に意識させるために、必要な経験をさせることが大事だと考えます。


3.気を満ち溢れさせる四条件

唐池恒二 JR九州会長の考えです。

繫盛する店としない店を分ける要素は、その店に「気が満ちているかどうか」であり、気を満ち溢れさせるには、四つの条件があるそうです。

一つ目は「スピードあるキビキビとした動き」
迅速に動くと気が集まる。

二つ目は「明るく大きな声」
打ち合わせや電話でも明るく大きな声で話す。

三つ目は「隙を見せない緊張感」
お客様がいつ来てもいいような態勢を整え、周到に準備する。

四つ目は「貪欲さ」
もう一品注文してもらおう、もっと自分を成長させようといった追求心、向上心。

これら四つの条件は、会社の規模や業種を問わず、あらゆる組織に通用するだろうとのことでした。

この四つの条件を機能させるには、「空間が整っている」ことが必要と考えます。

働く空間が整っていて、心地よいからこそ、気が満ち溢れてきて、いいパフォーマンスに繋がる可能性が高く、かつ、お客様にとっても居心地の良さを感じてもらいやすいです。

そして、お客様は居心地が良く、いいサービスを受けられれば笑顔になり、その笑顔はお店の従業員にも伝わることで、いい循環が生まれてくるものと考えます。


それでは、本日のまとめです。


一流の人が考えるいい組織とは? いい組織の要件とは?


1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社

2.公私混同が組織を強くする

3.気を満ち溢れさせる四条件

  ・スピードあるキビキビとした動き

  ・明るく大きな声

  ・隙を見せない緊張感

  ・貪欲さ


ということで、本日の動画は以上となります。

もし、いいなと感じていただけたなら、チャンネル登録いただけると嬉しく思います。


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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。

それではまた~

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