おはようございます。吉田 健と申します。
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このチャンネルでは、組織・ヒトの変化・成長を通して、理念を実現、社会に貢献し続けていくために必要な知識、知恵を分かち合いさせていただいています。
今日のテーマは、「一流の人が考える組織とは?」というテーマです。
組織・チームがどうあるべきか?? 成果を出している一流の人たちが、どう考えているのか?を踏まえて、方向性を見出していくヒントとしてお役に立てれば、嬉しく思います。
今日の結論です。
1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社
2.公私混同が組織を強くする
3.気を満ち溢れさせる四条件
・スピードあるキビキビとした動き
・明るく大きな声
・隙を見せない緊張感
・貪欲さ
サムネイルの書籍の内容をもとに、ひとつずつ解説していきたいと思います。
1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社
柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長の考えです。
会社を構成するそれぞれの人が、自分の立ち位置にとらわれすぎると、ごく限られた範囲内でしか物事が見えず、失敗する。
「自分は給料を貰っている立場ではなく、自分が会社を食わせている。」このような意識を持たねばならない ということだそうです。
このような意識を持たせるには、入社後の教育だと限りがあるかもしれないので、採用段階で「このような意識を持っているか?」もしくは「その下地があるか?」を見極めていく必要があると考えます。
2.公私混同が組織を強くする
故 平尾誠二 神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャーの考えです。
いいチームというのは、一軍から控えの層まで、非常に意識が高く、「自分はチームのために何ができるか?」を常に考えているそうです。
その原点になるのが「自発性」ですが、この自発性は命令では高めることができず、自らの中から持ち上がってくる力であり、この自発性をうまく引き出すことが、チームの指導者には求められるとのことでした。
「チーム全員の意識が高い」ことは、先ほどの「末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社」と共通する部分があると思いますが、この自発性を引き出すには、どうすればいいでしょうか?
・チーム全体として目指していること
・そのために、チームとしてやらなければいけないこと
・自分の能力が最大限に活かせる役割は何か?
といった、「自分はチームのために何ができるか?」ということを常に意識させるために、必要な経験をさせることが大事だと考えます。
3.気を満ち溢れさせる四条件
唐池恒二 JR九州会長の考えです。
繫盛する店としない店を分ける要素は、その店に「気が満ちているかどうか」であり、気を満ち溢れさせるには、四つの条件があるそうです。
一つ目は「スピードあるキビキビとした動き」
迅速に動くと気が集まる。
二つ目は「明るく大きな声」
打ち合わせや電話でも明るく大きな声で話す。
三つ目は「隙を見せない緊張感」
お客様がいつ来てもいいような態勢を整え、周到に準備する。
四つ目は「貪欲さ」
もう一品注文してもらおう、もっと自分を成長させようといった追求心、向上心。
これら四つの条件は、会社の規模や業種を問わず、あらゆる組織に通用するだろうとのことでした。
この四つの条件を機能させるには、「空間が整っている」ことが必要と考えます。
働く空間が整っていて、心地よいからこそ、気が満ち溢れてきて、いいパフォーマンスに繋がる可能性が高く、かつ、お客様にとっても居心地の良さを感じてもらいやすいです。
そして、お客様は居心地が良く、いいサービスを受けられれば笑顔になり、その笑顔はお店の従業員にも伝わることで、いい循環が生まれてくるものと考えます。
それでは、本日のまとめです。
一流の人が考えるいい組織とは? いい組織の要件とは?
1.一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社
2.公私混同が組織を強くする
3.気を満ち溢れさせる四条件
・スピードあるキビキビとした動き
・明るく大きな声
・隙を見せない緊張感
・貪欲さ
ということで、本日の動画は以上となります。
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