「問い」で人を動かすには?

2021年12月20日月曜日

スキル

t f B! P L

 


おはようございます 吉田 健と申します。
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このチャンネルでは、組織・ヒトの変化・成長を通して、理念を実現、社会に貢献し続けていくために必要な知識、知恵を分かち合いさせていただいています。

今日のテーマは、「問いで人を動かすには?」というテーマです。

忙しく毎日を過ごす中で、

 「どうして、やってくれないの?」

 「チームの雰囲気が悪い」

 「相手に望み通りに動いてほしい」

 「無理なお願いをしなければいけないが・・・」

このように、人に動いてもらいたい時に、今日お話しする内容を踏まえて、これらの悩みを解消していただくお役にたてれば、嬉しく思います。


今日の結論です。

人を動かすには、

・相手を問い詰めたりするのではなく、相手の可能性を広げるような問いをする。

・常に相手に対する「尊重、共感、許容」を忘れないようにする。

ということであり、個別の悩みに基づいて、サムネイルの書籍の内容をもとに解説していきたいと思います。


1.「どうして、やってくれないの?」と思ったとき

頼んだことを相手がちゃんとやってくれないと、「どうして、やってくれないの?」と思ってしまうことがあると思いますが、この問いの根底には、相手が悪いというジャッジが入っています

依頼したことをやってくれない場合は、自分の頼んだことの価値がきちんと伝わっていない可能性が高いです。

この価値ギャップを埋めるためには、相手の価値観を知る問いをするのが効果的で、相手を問い詰めるのではなく、「どうして、そういうふうにしたの?」と問い、相手の行動の裏にある考えや気持ちを知ろうとすることが大事だそうです。

「どうして、やってくれないの?」と思うこと自体は、自然な気持ち、感情からくるものなので、やめることはできないため、「どうして、そういうふうにしたの?」という相手の考えや気持ちを知ろうとすることで、相手を尊重、共感、許容する姿勢を見せることがポイントです。


2.「チームの雰囲気が悪い」と感じたとき

Googleが社内で「目標を常に上回る働きをする社員の共通パターン」を調査・分析したところ、チームとして高いパフォーマンスを生み出すことと、チームの特徴や雰囲気には関係がなく、「他者への尊重、共感、許容」の能力が高い人たちが集まっているチームほど生産性が高く、チームの業績も高かったそうです。

チームの雰囲気が悪いのは、メンバーのことを「あの人はこんな人だから」と決めつけてしまっていることが、原因かもしれないです。

そんなときは、他者への尊重や共感、許容を築けるような問い、つまり「現状をどのように思っていますか?」といった問いからはじめてみることがいいそうです。

「あの人はこんな人だから」となるのは、一緒に過ごす時間が長ければ、長いほど、そう思いこむ可能性が高いと思います。この場合、その人の成長を信じる意識を持つことで、決めつけないように心がけることも、大事なことだと考えます。


3.相手を望み通りに動かしたいとき

自分や相手を動かすための「問い」の中には、ジャッジや誘導は含めないことが大原則であり、「〇〇なんじゃないですか?」と決めつけるのではなく、「〇〇でよいですか?」「どうして〇〇なんですか?」などとニュートラルな視点で問うようにするのがいいそうです。

相手が望み通りに動いてくれなかったときも同様で、相手の行動だけを見て、「何でやらないんだ?」と問うのではなく、「やりたくならないのは何でだろう?」と、相手の内面につながる問いを自問自答してみると、相手と同じ目線で物事を見ることができ、学びや気づきが得られるはずだそうです。


4.無理なお願いをするとき

ときには相手に無理なお願いをしなければならないこともあるかと思いますが、そんなときも問いを活用することで、お願いを受け入れてもらいやすくなるそうです。

「これできませんか?」という言い方だと、やってほしいことを押しつけているようで、相手は負担に感じてしまうかもしれないです。

そこで、「こういうことも可能ですか?」というポジティブな問いかけに変えると、相手の受け取り方は変わってくるそうです。

相手を望みどおりに動かしたい場合、無理なお願いをして動いてもらいたい場合、日常における相互理解、信頼という下地があってこそ、ポジティブな問いが機能するものと考えます。

従って、人を動かすにあたり、問いの力を最大限活用できるように、下地を整えておくことが大事だと考えます。


それでは、本日のまとめです。

人を動かすには、相手を問い詰めたりするのではなく、相手の可能性を広げるような問いをする。常に相手に対する「尊重、共感、許容」を忘れないようにしよう。

人を動かすには、相手を問い詰めたりするのではなく、相手の可能性を広げるような問いをする。常に相手に対する「尊重、共感、許容」を忘れないようにしよう。です。


ということで、本日の動画は以上となります。

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最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。

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