今日は、11月12日 金曜日
少し寒くなってきましたが、おだやかで気持ちのいい天気です。
吉田 健と申します。組織・ヒトの変化・成長を応援するために、中小企業のコーチ・コンサルティングと、給与計算、手続代行を行う事務所を運営しています。
組織・ヒトの変化・成長に関われることは、私にとって楽しいこと、やりがいを感じることなので、このHRディレクションチャンネルを通して、組織・ヒトの変化・成長を応援するために、そのヒントになる情報を配信しています。
ご覧になっていただいて、もし、いいなと思ったらチャンネル登録いただけると、嬉しいです。
それでは、今日の本題です。経営者であるあなたは、こんなことを感じたことはありませんか?
・このヒトに動いてもらいたいけど、なんか言いにくいんだよな・・・
・言ったとおりやってくれればいいんだけど、なんか違うことをするんだよな・・・
もし、そう感じたことがあるとすると、その人はあなたにとってめんどくさい人かもしれません。
今日は、そんなめんどうなヒトの動かし方の中で、相手が勝手に動き出す高等戦術の一部について、書籍の内容をもとにお伝えできればと思います。最後までお付き合いいたただけると嬉しく思います。
■イソロク作戦
人は何かのまねをして取り組むと成果が出やすいそうです。
稀代の軍人、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という名言にもあるように、動かない相手には、手本を見せて「行動の障害」を取り除いてやることが有効です。
ただ、最近の新人教育の現場では、手本を見せたくらいでは動かない場合も多いので、「まずほめて、試しにやらせてみて、その上で言って聞かせて、最後にお手本を見せる」という手順の方が、相手を動かしやすいはずとのことです。
■大義名分作戦
人間には、自分の行動を正当化する言い訳にすがろうとする性質があることから、人を動かすには、きっかけとなる「いい感じの言い訳」を用意してあげることが必要だそうです。
例えば、
・男性が女性をデートに誘うとき、「仕事も一段落したし、軽く打ち上げでも」とそれらしい理由をつけると、誘われた方も行きやすくなります。
・ビジネスの場でも、「御社の100年後の未来のために」など、大言壮語が効く、つまり大義名分を与えると、何かが動き出すことがある。
といったことです。
このように、相手のためらいを分析して、そこにフィットする言い訳をうまく用意してあげるとよいそうです。
■プランB作戦
大きな目的があるときこそ、うまくいかないときは最初のプランAにこだわらない柔軟性が必要になります。
そのために、あらかじめ次善策を用意しておけば、客観性を保てるので、不測の事態に見舞われても、プランBで対処することができます。
また、何より心の余裕が生まれるので、ことが運びやすくなり、他の選択肢も持っていることが、相手へのプレッシャーにもなります。
プランBを交渉材料としてちらつかせることで、プランAを進めやすくなるそうです。
■街頭インタビュー作戦
安上がりなのに説得力が高いのが「街頭インタビューの生声」だそうです。
恣意的に都合の良い声だけをピックアップしたとしても、通したい提案が劣勢に置かれていたら、街頭インタビューの生声と同様に、説得力が高い「周囲のヒアリングの生声」を披露して、交渉材料として活用することも有効だそうです。
相手が勝手に動き出す高等戦術を使いこなして、皆さんの日常を変えることに繋がれば嬉しく思います。もし、今日の動画がそのヒントになったのであれば、チャンネル登録いただけると嬉しく思います。
当事務所では、上司・部下との向き合い方で悩んでいる経営者さまを、コーチング コンサルティングでサポートさせていただいています。
初回相談は無料ですので、もし、ご興味ある方は概要欄のリンクからお申し込みくださいませ。
ということで、今日の動画は以上となります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではまた~