観察力の鍛え方

2021年11月10日水曜日

スキル

t f B! P L

 


今日は、11月9日 水曜日 今日も静かでおだやかな天気です。


新型コロナの重症者が、昨年8月以来、100人を下回ったそうです。


まだ、予断を許さないところもあり、今後の対策もいろいろと進めていかなければいけない状況かと思いますが、少しずつ、医療従事者の皆様の負担が軽減されていくことを心から願うばかりです。


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それでは、今日の本題です。経営者であるあなたは、ピラミッドを作った人や日本地図を作った人、そして「万有引力の法則」を発見したニュートンのような過去の偉人とわたしたちの差が何か?について考えてみたことはありますか?


著者は、この差は「観察力」にあると考えたそうです。そして、「観察力」は経営や創作に役立つ能力であり、これを鍛えれば必然的に他の能力も鍛えることができるとのことです。


今日は、この観察力の鍛え方について、書籍の内容をもとにお伝えできればと思います。

最後までお付き合いいたただけると嬉しく思います。


例えば、ニュートンの「万有引力の法則」という歴史に残る偉大な発見も、最初はごく単純な問い「なぜ、リンゴは地面に落ちるのだろう?」からはじまったものにすぎず、ありふれた問いを、仮説と観察の積み重ねで更新していくことから生まれてきたものだそうです。


では、優れた仮説はどのように立てればよいのか? 


1.できるだけ主観を排除しながら、自らの目で見たものをひたすら言葉にする「ディスクリプション」を行う。

2.他者がどのようにディスクリプションしているかを「真似る」。

3.「統計データ」を用いる。


これらの一連の行動を行う際に、適切なタイミングで客観的に、また、あるときは主観的になることが重要であり、このことによって観察の質をあげることが大事になるそうです。


最も大切なのは「普通」であり続けることであり、そのためにまずやるべきことは、他者や、すでにある普遍的な「型」を徹底的に真似て基本を身につけることであり、「真似る」ことの繰り返しの中で観察の解像度が上がり、自ずと湧き上がる自分の欲望や関心から、やがて「オリジナリティ」が生まれてくるそうです。


よく、起業塾などで、「成功するにはどうすればいいですか?」という問いに対して、「成功している人の真似をしなさい その際に、自分の独自色を入れないように」ということを言われますが、そういったこととも、リンクすると感じました。


ただ、この徹底的に真似る前段階で、大事になってくるのが、どれが普遍的な「型」なのか? は、その人の目的、前提条件などによっても変わってきます。


例えば、YouTuberを目指すなら、チャンネル登録者数、視聴回数を高める必要があるので、ヒカキンさんをはじめとしたYouTuberとして活躍している人を真似るべきかもしれません。


また、いざ、真似を始めてみたら、モデルの人と自分とで、例えばターゲット顧客が違うなど、前提条件が違うことで、「型」を徹底的に真似するのが難しい・・・といったこともあるかもしれません。


従って、他者といっても、誰の、どこを真似るのか? 真似るべき対象を選定する行動を通しても観察力が養われると考えます。


当事務所では、独自性のあるサ-ビス提供について悩んでいる経営者さまを、コーチング コンサルティングでサポートさせていただいています。


初回相談は無料ですので、もし、ご興味ある方は概要欄のリンクからお申し込みくださいませ。


ということで、今日の動画は以上となります。皆さんの日常を変えるヒントになったのであれば、チャンネル登録いただけると嬉しく思います。


今日も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それではまた~


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