今日は10月8日金曜日です。
昨日の深夜、関東圏では震度5強の地震が発生しました。
皆様、ご無事でしたでしょうか?
朝の通勤列車など、交通機関に影響が出ているものの、人命に関わる大惨事に繋がらなかったこと、そして、今日もこうして動画撮影ができることに感謝です。
それでは、今日の本題です。
書籍によると経営とは、価値の創造であり、この価値がありふれたものであるならば、顧客は見向きもしてくれない。だからこそ、企業の生み出す価値は差別化された価値でなくてはならないし、この差別化された価値こそが、経営の目的だと書かれていました。
そして、この差別化された価値が、旭山動物園の場合は、自分たちの使命を実現する理想の動物園を14枚のスケッチという、ビジュアルに落とし込んで、そのスケッチの内容を、現場で試行錯誤しながら、実現していくプロセスの中で、生み出されてきたものだと理解しました。
1 自分たちが実現すべき使命を言語化
2 使命が実現できている理想の状態をビジュアル化
3 ビジュアル化した理想の状態を現場が一体となって、試行錯誤していく環境を整えていく。
この一連のプロセスの中で、使命を言語化はしているものの、実際に使命が実現した時の状態をビジュアル化までしている会社は少ないのでは?と感じました。
このビジュアルがあることによって、チーム全体で目指すべき姿のイメージを共有、チーム全体が全集中で実現に向かっていくプロセスの中で、独自の価値を創造していくことに繋がり、その結果、廃園寸前だった動物園が、全国区になっていったのだと思います。
私自身の経験として、実務よりの話にはなりますが、動画やホームページなどを外注で お願いする際に、実現したいイメージを見える化したものがなかったが故に、業者の方に、こうしてほしいということが、うまく伝わらなかった経験からも、 実現したいイメージをビジュアル化することの大切さを改めて、この書籍を通して感じさせられました。
さらに、このビジュアル化されたイメージが、一緒に働く仲間、 協力してくれる人を引き寄せてくれる力になるとも感じました。
今日は、未来のスケッチについて考えてみました。
皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。