今日は10月1日 金曜日 あいにくの雨ですが、緊急事態宣言の解除、新しい総理大臣の選出、銀行の振込手数料、最低賃金の見直しといった、世の中全体の変化だけでなく、人によっては、個人レベルでも、いろんな変化があるものと思います。
そういった変化にしなやかに対応していけるように、心と思考を柔軟に保つことが大事だと感じる今日この頃です。
それでは、本題の方に入っていきたいと思います。
書籍によると、組織を開花させるために経営者は、長期の時間軸を持つ必要があり、 長いスパンで先を見通していくと、人の事にも思い当たるようになり、利他的な考え方が生まれてくるそうです。
これは、他社との差別化の道を探る上でも有用であり、さらに一つ上の視点、 メタ視点を意識することによって考え方が幅を広げられるとのことでした。
一方、短期的にしか物事を見られないと、長期的に全く見通しが立たないような事態に陥った時、解決策を考えることを避けて、目を背けてしまいます。
そうすると、感情に任せた判断、苦し紛れのアイデアなど、短期的視野による間違った判断により、 信用を失うことに繋がりやすいです。
普段の業務で、経営者のお客さまから、社員の不満解決に関するご相談を受けることがありますが、お話を伺っていると、実際に、その課題に向き合わなければいけないお客様の心情として、 少しでも、早く課題を解決して、楽になりたいという気持ちを感じることが多くあります。
そして、場合によってですが、 短期的な解決を求めた結果、逆に問題が大きくなってしまったケースもあります。
こういったことからも、問題が起きた際に、早く問題を解決したいということで、つい、短期的な視点や実行しやすいという観点で、解決策を検討しがちですが、長期的な視点にたって 解決策を検討実施していくことが大事だと考えます。
今日はKAIKAする経営について考えてみました。
皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。