今日は10月6日水曜日 非常に気持ちの良い日です。
朝のニュースで、エンゼルスの大谷翔平選手が来季も二刀流にチャレンジするということでした。自分ならではのチャレンジをするからこそ、人生を充実させることができる、そんなことを改めて感じさせられた次第です。
それでは、今日の本題です。
書籍によると、日本では年間3万社廃業しており、いずれは、年間5万社の大廃業時代に突入すると言われています。従って、事業承継は国全体の課題といえるわけですが、事業承継 には三つの方法しかないそうです。一つは親族への承継、二つ目は社員への承継、三つ目は第三者への承継です。
そして、この事業承継をトリガーとして、会社を引き継ぐタイミングで大きく成長させようと考えている経営者が増えているそうです。
ここで、考えていきたいのが、『会社を大きく成長させる』ということです。
「会社を大きく」というのは、従業員数を増やしたり、売上利益の数字を、大きくするということだと、解釈できると思います。
一方「成長させる」は、経営者それぞれの定義があると思いますが、事業承継がトリガーという観点で考えた場合には、事業を承継する人にとって可能性、魅力を感じる会社にしていくことだと考えます。
つまり、その会社が持っている「さらなる発展に必要な資産」を充実させていくことだと思いますが、この「さらなる発展に必要な資産」というのは、事業承継を考え始めた段階で、一から築き上げていくというものではなく、創業時からコツコツと築きあげていくものであり、事業承継を考え始めた段階から築き上げていくというものではないと思います。
では、この「さらなる発展に必要な資産」とは何か?ですが、「ビジネスモデル」と「それを実現するヒト」だと考えます。私自身がもし、事業承継をすることを考えるのであれば、その時点での売上利益も大事だと思いますが、この資産に着目していくべきではと思います。
従って、日々の意識として、「会社を大きくする」ことに意識が行きがちですが、 それ以上に、会社の資産を充実させる、つまり「自社ならではのビジネスモデルとヒトを充実させる」ことが重要だと、感じました。
今日は、後悔を残さない経営について考えてみました。
皆様の日常を変えるヒントになればうれしいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。