今日は10月15日 金曜日 東京は穏やかな天気です。
朝のニュースで見た限りですが、昨日、NTTドコモの通信障害の影響で、普段であれば繋がるネットが繋がらず、タクシー業界などでも電子決済対応がうまくできず、お客様に現金での支払いをお願いするなど、様々なところに大きな影響があったようです。
普段、当たり前に利用できているからこそ、普段の生活がなりたっていることを改めて感じさせられました。
それでは、今日の本題です。普段こんなことを感じたことはありませんか?
・普段の仕事の中で、周りの人に動いてほしいけど、なかなか動いてくれない・・・
・やる気を引き出したいけど、どうすればいいのか、よくわからない・・・
今日の動画は、そんな悩みの解決になるヒントをこの書籍の内容をもとにお伝えできればと思います。
書籍によると、言葉で人を動かすポイントは3つだそうです。
(1)目的を明確にすること
(2)目的に向かうプロセスを明確にすること
(3)主語を複数にすること
ひとつずつ、解説していきます。
(1)目的を明確にする
昔話で、桃太郎が、イヌ・サル・キジに
A.「鬼ヶ島へ行くんだ」
B.「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
A.B.どちらの言い方をして、仲間になってもらったでしょうか?
正解はB.ですが、なぜかというと、「鬼退治」という目的が明確になっているからです。
この目的を共有することにより、「仲間として一緒に鬼退治に行こう!」という気持ちが芽生えてきます。
従って、人に動いてもらう時には、動く目的を言語化して共有することが大事です。
(2)目的に向かうプロセスを明確にする
プロ野球で、シーズン終盤で、キャプテンがチームメイトを
A.「みんなで頑張って、リーグ優勝しよう!」
B.「残り試合〇〇タイガースに全勝すれば、リーグ優勝できるぞ!」
A.B.どちらの言い方をして鼓舞するのが、良さそうでしょうか?
おそらくB.のほうが、チームメイトのやる気を引き出すものと思います。
では、なぜそこに繋がるかというと、目的にたどり着くための条件、プロセスを明確にすることで、何をどう頑張れば結果に繋がるのか?イメージが湧いてくるからです。
従って、目的にたどり着くための条件、プロセスを明確にすることが大事だと言えます。
(3)主語を複数にする
あなたが、会社の担当者で税理士の先生に仕事をお願いするとき
A.「決算書を〇月△日までお願いします」
B.「決算書、一緒に〇月△日までに仕上げましょう!」
A.B.どちらの言い方だと、税理士の先生の気持ちが良さそうでしょうか?
おそらくB.のほうが、税理士の先生の気持ちとしても、モチベーションが上がると思います。
なぜなら、その会社のチームの一員として認められている気分になるからです。
今日のテーマは「言語化力 人を動かす3つのポイント」でした。
皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。