精神科医が見つけた三つの幸福について考えてみた

2021年9月27日月曜日

その他 組織

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今日は9月27日 月曜日 あいにくの曇り空 ですが、 9月最後の週の月曜日です。 

良い一週間になるように、頑張っていきましょう^^



今日のテーマは 「幸福」というテーマです。 


いつもの組織の成長や変化に関する内容とは少し離れるかもしれませんが、個人の幸せは組織の成長・変化と繋がりがあるのではと思い、取り上げてみました。


書籍によると、私たちが感じる幸福は、


心身の健康に関するセロトニン的幸福

繋がりと愛情に関するオキシトシン的幸福

成功や達成によるド-パミン的幸福


に大別でき、セロトニン的幸福>オキシトシン的幸福>ド-パミン的幸福

という三段階で積み上げられるものであるそうです。


従って、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福という幸福の基礎となる部分が、しっかりしていないと、充実した幸せが感じられないということが書かれていました。



今日はこの中で、オキシトシン的幸福について、考えていきたいと思います。


オキシトシン的幸福を得るためには、相手が必要であり、組織やコミュニティに所属している安心感も、このオキシトシン的幸福に含まれ、このオキシトシン的幸福が失われた状態が「孤独」「孤立」だそうです。


コロナ禍において、テレワーク実施率を70%以上に引き上げということが言われていたかと思いますが、実際のところはなかなか進んでいなかったかと思います。


その理由として「職場に行かないと仕事が成り立たない」 ということが、私の関与先などの話でも多く上がっていました。


そういうことであれば、もちろん業種業界によっては現実的に難しい場合もあると思いますが、職場に行かなくても仕事ができる環境を整えればいいのでは?ということになるかと思います。


実際のところ、職場に行かなくても、仕事ができる環境を整えることが進まないのは、人が無意識にオキシトシン的幸福を求めているからだと考えられます。


つまり、職場において、孤独や孤立するということは、その中で働いてる人にとって大きなストレス要因であり、テレワークはそのストレス要因を引き起こすものと捉えられているがゆえに、コロナ禍とはいえ、テレワークが進まなかったのではないかと思います。


一方、テレワークが進んだことによって、家族との時間が増えたことによって、このオキシトシン的幸福を感じていることを実感している方もいらっしゃると思いますが、とはいえ 職場でオキシトシン的幸福を感じることを、大事に思っている人も 多いのではと感じました。つまり、仕事を通して幸福を感じたい人が多いということが言えると思います。


緊急事態宣言が解除される見込ですが、今後の状況を見極めながら、従業員のオキシトシン的幸福を最大化することを念頭において、組織としてできることを考えていくことが大事だと思いました。



今日は精神科医が見つけた三つの幸福について考えてみました。


皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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