エンジニアリング組織論への招待について考えてみた

2021年9月20日月曜日

思考 組織

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今日は、9月20日敬老の日、非常に気持ちの良い天気ですね。


今日の新聞記事に、65歳以上の人口が推計3640万人で総人口に占める割合が29.1%過去最多となり、 働く人の4人に1人が 65歳以上と記事が掲載されていました。


そしてこの水準は、2021年の国連の調査によると、日本がトップで第2位がイタリア23.6%、第3位がポルトガル23.1% という状態です。


今後は、高齢者の雇用についても、意識しながら、持続可能な企業の在り方を模索していくことが求められていると感じました。


それでは今日の本題に入っていきたいと思います


こちらの書籍によると アジャイルという言葉の定義は


「チームが環境に適応して不確実性を最も効率よく削減できている理想状態」


であり、そんなアジャイルなチームを目指していくためには、


・不安に向き合うこと

・少人数の対話を重視すること

・特定の役割にメンバーを縛らないこと

・事前に大惨事のリスクを減らしておけば、意思決定を遅延しても良いと考えること


が必要になってくるそうです。


そしてこの不確実性は、未来と他人でわからないことから生じるものであり、


未来は、それがやってくるまでわからないもので、行動や実験の観察によって明らかになっていくものであり、その過程でもたらされる環境不確実性


他人は、自分には理解できずコミュニケーションを通じてしか削減できないもので、その過程でもたらされる通信不確実性


という2つの不確実性があります。この2つの不確実性をどうしたら効率よく減らしていけるかということをエンジニアリングでは重視するそうです。


そしてこの不確実性に対処していくために役に立つのが、論理的思考、経験主義と仮説思考、システム思考という3つの思考法です。


ここで考えていきたいのが、これらの3つの思考法を、どのように日常に、そして現場に取り入れていけばいいのか?ということです。


論理的思考は、人は自分の課題を他人が把握していると勘違いしがちだし、もしくは把握してほしいという願望に基づいて行動する傾向にあることや、人間の認知能力には限界があることから、大事になってくるのは、情報を共有すること そしてその情報に対して、お互いの認識を合わせていくという ことを定期的に行う機会を作っていくことが大事だと考えます。


具体的には、定例会議や1on1ミーティングなどが該当します。


経験主義と仮説思考は、マーケティングしていくうえで必要不可欠な考え方になるので、マーケティングで培ったノウハウや考え方を、他の業務にも展開していくことで、社内に浸透させていくことができると思います。


システム思考は、問題を個人のせいにしたり、全体像を捉えずに局所最適な思考してしまわないように、まずは、全体の業務フローを明確にし、どこにどのような問題があるのかを全員が認識できるしくみをつくることが大事になってくると思います。


今日は、エンジニアリング組織論への招待ということについて考えてみました

皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです


最後までお付き合いいただきありがとうございました


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