今日はこちらの書籍にある生産性を高める働き方改革について考えていきたいと思います。
書籍によると、アクセンチュアの中では、働き方改革の取り組みの1つに、ワークスタイルチャレンジがあります。
これは、生産性を向上させることで労働時間を短縮し、高い付加価値を生み出す働き方の定着に取り組むことです。
ここでアクセンチュアが意図したのは、プロフェッショナルを再定義することです。
一流のプロフェッショナルとは長時間労働という犠牲を払ってまでお客様に価値を提供することなのだろうか??
ここで、考えたいのが、長時間労働に繋がる原因ですが、お客様に価値を提供するために、色んな試行錯誤を重ねたり、 世の中の変化への対応、課題解決に限られた時間の中で対応しなければいけないからだと思います。
従って、大事になってくるのは、長時間労働をせずとも、お客様に価値を提供できるしくみ、長時間労働せずとも、世の中の様々な変化や課題解決に対応していけるしくみが必要不可欠だと思います。
これらのしくみは、ハードソフト両面必要であり、個々の会社によって異なってくる部分だと思いますが、 書籍にもあったように、トップダウンで改革を断交していかないと、 実現が難しい部分です。
次に、アクセンチュアが考える生産性の考え方では、生産性に影響を与える要素を四つに分けています。
「仕事のボリューム」、「仕事の難易度」、それらに応じた「投入工数」、 そして「組織能力の高低」です。
「仕事のボリューム」「仕事の難易度」それらに応じた「投入工数」は 自社でコントロールできないので、自社でコントロールが可能な「組織能力」を高めることに注力をすることが大事とのことでした。
この組織能力の定義づけ、現状把握が、生産性向上においては非常に大事だと思います。
時間の使い方ももちろんあると思いますが、仕事への処理能力を高めていくということも、組織能力の一つかもしれませんし、処理能力の高い設備を持つことも、組織能力の一つかもしれません。
大事なのは、自社が高めるべき組織能力が何かということを定義づけし、その現状を把握、そしてその能力をどこまで高めていく必要があるか、そしてそこにどれだけ投資できるかということを 考えていくことが、非常に重要だということがいえます。
今日は生産性を高める働き方改革について考えてみました
皆さんの日常を変えるヒントになれば嬉しいです
最後まで見ていただきありがとうございました