今日のテーマはウッチャン流リーダー論です。
ウッチャンとは、皆さんテレビでご存知のウッチャンナンチャンのウッチャンですね、世界の果てまでイッテ Q 、スクール革命、ライフなど今も色んな番組で大活躍されています。
そんなウッチャンのリーダーとしての姿勢や考え方をまとめたのがこちらの書籍です。
今日は、この中でウッチャンが現場に執着し続けるとことについて考えていきたいと思います。
ウッチャンが現場にこだわり続けるのがなぜかというと、素晴らしいパフォーマンスを生み出すための努力する姿勢を見せるためだそうです。
というのは、その姿勢を見せることで、人の心を動かし、その結果、チームを動かしていくすリーダーとして背中を見せることで、メンバーが行動する上での、規範を示しているそうです。
そしてこの現場にこだわり続けるというウッチャンルールを実践する上で心しておくべきことが三つあるそうです。
1つ目は、苦手分野に挑むこと
2つ目は、新たな分野に挑むこと
3つ目は、怪我を恐れないこと
私が疑問に感じたのが、現場にこだわり続けるために、なぜこの3つのことを意識しなければいけないのか?ということです。今日はここを掘り下げて考えていきたいと思います。
1つ目の苦手分野に挑むということについては、素晴らしいパフォーマンスを見出すための努力する姿勢を見せるということでいくと、得意分野に関しては、得意なので、逆に努力する姿勢を見せていくということが難しいため、あえて苦手分野にチャレンジすることを通して、素晴らしいパフォーマンスを発揮しようと努力する姿勢を見せていこうと、考えていらっしゃるかもしれないと思いました。
2つ目の新たな分野に挑むことについては、現場にこだわり続けるために、現場では得られない新たなインプットが必要であり、そのインプットを得るために新たな分野に挑んでいくのではないかと感じました。
また、こうした新たな分野に挑むことを、チームメンバーに知ってもらうことも、普段の現場でさらに素晴らしいパフォーマンスを見出すための努力する姿勢を見せることに繋がっていくのではないか?と思います。
三つ目の怪我を恐れないことについては、 著書によると現場に執着し続けるというスタイルは大きなリスクが伴うそうです。また、小説や映画など新たな分野に挑んで失敗して評価が下がって出演機会が減ることもあり得るそうです。こういったリスクがあるからこそそれに見合う価値があるということでした。
「現場が好き」で続けていきたいという気持ちがあるからこそ、リスクがあることを真摯に受け止めたうえで、果敢にチャレンジできるのではないかと思います。
とあるテレビで、松任谷由実さんがおっしゃっていたのですが、インタビューで「やめたいと思ったことはないですか?」という質問に対して、「1度もやめたいと思うことはなかった。むしろ、どうすれば続けていけるのか?ということだけを考えて、ずっとやってきた」ということをおっしゃっていました。
おそらくウッチャンもそういった気持ちで、普段仕事に取り組まれているのではと感じました 。
今回取り上げたこの3つのことは、現場という狭い概念だけでなく、経営、仕事と言う広い概念においても同じことが言えるのではないかと思います。
余談にはなりますが、ウッチャンの番組は世界の果てまでイッテ Q など普段、楽しく拝見させて頂いておりますが、今回の考察によって少し番組の楽しみ方が変わってくるかもしれないと感じています。
今日はうっちゃんリーダー論ということで考えてみました。
日常を変えるヒントになれば嬉しいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました 。