👇決断力について考えてみた
決断力について考える。 今日はリーダーの決断力について考えていきたいと思います。
この決断力に関して、こちらの書籍に面白い考え方が書かれてあったので、ご紹介したいと思います。
決断において大切なことは、メンバーが納得できるような決断プロセスを踏めているかどうかということです。
具体的には、司法の世界での考え方で手続的正義という考え方があります。
結果に至る過程・プロセスに正当性があるなら正しい結果とみなす
という考え方で、論点となるのは、適切な手続きに従って判断された結果かどうかということになります。
この手続的正義に基づいた決断をしていくために3つのポイントがあるそうです。
1.立場で意見が異なる人にきちんと主張の機会を与えるということ
2.期限を必ず定めること
3.リーダーなどの判断者はいずれの主張の当事者にも加わらないこと
1点目 2点目は、確かにその通りだなと頷ける部分ですが、3点目の判断者がいずれの主張の当事者にも加わらないというところに関してはですね、中小企業においてはできるところとできないところがあるのではと感じました。
では、できるところとできないところの違いですが、
〇できるところ
主張の当事者と判断する人が区分ができる
〇できないところ
主張の当事者と判断する人が区分ができない
まず、このできないところに関してどうすればいいのか?ということについて考えてみようと思います。
打ち手として考えられるのは、外部の信頼できる専門家に、相談してみるということです。
その決断したい内容によって、相談すべき専門家は変わってくると思いますが、大事なのは
実際に、その内容について*どう考えるのか?*聞いてみた結果、忖度なく思うところを言ってくれる方であるかは重要だと思います。
というのは、時には自分が思う所に対して後押ししてほしいというところで専門家に相談にのって欲しいということもありますが、 客観的にこう思いますということで伝えてもらった内容を踏まえて決断するほうが、結果に至る過程・プロセスに正当性があるのではないかと考えます。
従って、客観的に見てこう思いますと言っていただける外部の専門家とお付き合いできることが、この決断の仕組みづくりにおいては非常に大事じゃないかなという風に思います
主張の当事者と判断者の区分がちゃんと役割分担ができできるというところについて、
最初の段階で、注意しなければいけないところとしては、 主張の当事者に心理的に安全であることを認識してもらうことだと考えます。
なぜなら、そうでないと主張することに躊躇するからです。従って、まず最初の段階では決断したことに対して責任は全てリーダーが取るということを伝えて、主張の当事者に安心してもらうということがですね、必要不可決であり、結果に至る過程・プロセスに正当性を持たせることができると思います。
今日は決断力について考えるというテーマでお話しさせていただきました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。
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