こころの相続

2021年11月29日月曜日

経営

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今日は、11月29日 月曜日です。


いつも動画をご覧になっていただき、ありがとうございます。


吉田 健と申します。組織・ヒトの変化・成長を応援するために、中小企業のコーチング・コンサルティングと、給与計算、手続代行を行う事務所を運営しています。


組織・ヒトの変化・成長に関われることは、私にとって楽しいこと、やりがいを感じることなので、組織・ヒトの変化・成長を応援するために、そのヒントになる情報を配信しています。


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それでは、今日の本題です。今日は、「こころの相続」というテ-マで書籍に基づいて、解説していきたいと思います。最後まで観ていただければと思います。


質問です。事業を運営していると、いずれは誰かにその事業を引き継いでいく必要があると思いますが、何を、どのように引き継いでいこうと思いますか?


今はまだそんなことを考える段階ではない方もいらっしゃるかもしれませんが、仮に今、その対応が必要と仮定して考えていただけると幸いです。


私が会社員時代に在籍していた会社でも、前任の方が築き上げた技術・スキルやマインドの伝承については、悩み事として話があがっていた記憶があります。


書籍によると、著者はある出版社との打ち合わせの後、編集者数人と食事をして、焼き魚定食を食べ終えた後、20代と思われる女性編集者の皿の上を見て驚いたそうです。


魚の骨がまるで標本のように、綺麗に皿の上に横たわっていて

「こんなに綺麗に焼き魚を食べる人を見たことがない」。


著者がそういうと、その編集者は「母親が魚の食べ方にうるさかった」のだと教えてくれたというエピソードから、著者は、親から、相当な目に見えないものを相続してきたことに気づかされたそうです。


このことを踏まえて、事業に関して、何をどのように引き継いでいけばいいのかを考えていきたいと思います。


会社によってそれぞれ異なると思いますが、事業運営に関しては、時代の変化などに合わせて柔軟に対応していく必要があると思います。ただ、一方で「ぶれてはいけない軸」があるならば、そこは引き継ぎ内容として、外してはいけないところだと考えます。


この「ぶれてはいけない軸」は、これも会社によって成り立ちが異なると思いますが、その軸に沿った、立ち居振る舞いや言動については、言葉で説明できるものではなく、日常、行動を共にする中で、引き継いでいかなければいけないものです。


そして、この引き継ぎには、年単位で相当の時間を要することが見込まれること、トップの後任人事はオープンにはできないことから、経営者は軸に沿った立ち居振る舞いや言動について、一番、理解して、体現できている人を後継者として選び、後継指名後も、必要があればフォローしていく必要があるのではと感じました。


経営者が代わったことを機に、時代の変化も踏まえて、実務上いろんなことが代わることで従業員の方もとまどいを感じたりすることがあると思いますが、軸がぶれていないことで安心感をもってもらうことが大事だと考えます。


当事務所のコーチング・コンサルティングは、初回相談は無料です。お話をお伺いさせていただくことで、お気持ちがスッキリされると思います。もし、ご興味ある方は概要欄のリンクからお申し込みくださいませ。


ということで、今日の動画は以上となります。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それではまた~

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